校長挨拶

 

 「地域に根ざし、豊かな人間性を培う進学校」これが本校の目指す学校像です。
 本校は1920年(大正9年)に豊岡農学校として設立され、2020年(令和2年)に創立百周年を迎えました。卒業生数も2万5千名に届こうとしています。埼玉県西部地域の伝統校の一つである本校は、一世紀に渡って地域の期待を背負い、地域に根差した高校として、入間地区を中心とする地域社会の発展に寄与する人材の育成に努めてまいりました。

 近年、時代の変化のスピードが増してきました。学校にも、グローバル化と多様性に柔軟に対応する生きる力をもった人材を育てることが求められるようになりました。本校は、平成25年の単位制設置にあたり、進むべき方向を「大学進学重視型の単位制高校」に定め、目標に向けてひた走る、智勇兼備の骨太な若人の育成をしていくことを決めたのです。

校長 町田邦弘

 

 そのような人材育成には、単位制は魅力のあるシステムです。単位制のもつ豊富な科目選択や少人数授業を大いに活用し、綿密な履修指導によって進路希望に応じたカリキュラムを展開します。もちろん最も大事な基礎力は1年次でしっかり身につけ、2年次からは進路希望に応じた多様な教科・科目選択と少人数授業で実力をつけます。授業以外にも、「豊高ゼミ」など、充実した進学講習を行い、生徒一人ひとりの進路希望実現を全力でサポートします。さらに早朝から自習室を開放するとともに、インターネット利用の学習サイトを推奨し、自学自習を積極的に支援する環境を整えています。進路行事でも立志講演会や大学の教授による講義や大学視察などを行い、広い視野に立つ進路意識の啓発を図っています。

 

 また、生徒たちは、伝統ある学校行事や部活動など学校生活に積極的に取り組んでいます。平成元年度インターハイではアーチェリー部準優勝、陸上部出場をはじめ、様々な分野で生徒の活躍が見られました。これらの活動をとおして心と身体を鍛え、豊かな人間性を身に着けた立派な「豊高生」へと育っていきます。部活動加入率は各年次80%から90%です。伝統の生徒会本部役員や委員会の生徒たちもチームワークよく熱心に活動しています。
 青春を部活動や生徒会活動で謳歌しながら、学業も確実に修め、自身の進路を切り拓いて行ける、明るく楽しく着実に成長できる確かな進学校です。中学生の皆さん、豊岡高校の仲間になりませんか。皆さんの入学をお待ちしております。 

日誌

校長だより

放送による2学期始業式での校長講話を紹介します

 おはようございます。24日間の夏休み、連日猛暑が続きましたが、暑さにもコロナにも負けず、皆さんそれぞれが進学講習や部活動などによく励んでくれました。短くとも中身の濃い夏休みになったことと思います。夏休み中、皆さんが新型コロナウイルスに感染したとか事故に遭ったという報告は聞いておりませんので、無事に2学期を迎えることができてホッとしています。

 他県では、寮生活していた運動部員に大規模なクラスターが発生したというニュースは大変気になっていましたが、残念なことに生徒たちが誹謗・中傷にさらされるそうです。絶対にそういうことがあってはならない、してはいけないと肝に銘じましょう。新型コロナウイルスは、気を緩めた隙といいますか気を許した隙に感染するというのがよくわかります。2学期も引き続きマスク着用、手洗い、密な状況をつくらないことを、生活のあらゆる場面で心がけてください。

 6月から皆さんに不便をおかけしていました正門から玄関にかけてのリニューアル工事は、ほぼ終わりました。ご協力ありがとうございました。創立100周年に相応しく、正門がかっこよくなり、昇降口前が広くなりました。胸を張って正門を入ってほしいと思います。工事費用は毎年の卒業生が収めた同窓会費をはじめとする同窓会会計から出していただきました。同窓生の皆さんに心から感謝しましょう。

 さて、8月は戦争について考えさせられる季節です。今から75年前の8月6日は広島に、8月9日は長崎に原爆が投下されました。そして8月15日に終戦を迎えました。終戦の半日前、県内で悲しい出来事が起きました。8月14日の夜11時30分頃に県北の中心地熊谷市が、アメリカ軍のB29爆撃機によって上空3000mから雨のように爆弾を落とされ、市街地の3分の2が焼け野原となりました。犠牲者は死者266人、負傷者約3000人だそうです。これが県内最大規模の熊谷空襲です。地元の多くの人が、1日早く戦争が終わっていればと、悔やんだといいます。

 この様子を描いた子供向けの短編アニメーション『最後の空襲くまがや』を、東松山市にある県立ピースミュージアムで観ることができます。また、インターネット上では、ヤフー制作の「未来に残す 戦争の記憶」の中にある、埼玉県の空襲被害で詳しく紹介しています。ぜひ調べてみてください。

 では、なぜ熊谷市が標的にされたのでしょう。それは、戦闘機をつくっていた中島飛行機、現在の自動車メーカースバルの前身ですが、その下請けの中小工場が熊谷市内に多かったからです。また、航空機の操縦教育を行う熊谷陸軍飛行学校があり、当時、特攻隊操縦員の養成をしていたことも挙げられます。

 その熊谷陸軍飛行学校の桶川分教場という施設が今でも残っていて、復元整備され、「桶川飛行学校平和祈念館」としてこの夏開館したと聞いたので、訪ねてみました。ここでは昭和12年6月から昭和20年2月までに20期、少年航空兵や学徒出陣の特別操縦見習士官など1500~1600人の航空兵を養成し、昭和20年2月以降は特攻隊の訓練基地となっていたそうです。校舎とともに教本や日記、特攻隊員の家族にあてた遺書、当時の写真などの展示物を見学しましたが、戦争によって人の心が操られ人の命が疎かにされたことの理不尽さ、出撃していった若者たちの気持ちを思うと胸が痛みます。

 2年次生は沖縄修学旅行で平和学習を予定していますが、1,3年次生も含めて、身近なところにも平和学習の教材があることを知ってもらいたいと思います。

 そして、過去の歴史から学ぶことによって私たちの進むべき未来の方向性が明らかになってくることを忘れないでいただきたい。これは戦争だけでのことではありません。経済や産業、外交、政治政策などの歴史は国の方向性を、感染症の歴史はwithコロナの時代の方向性を、災害の歴史は防災の方向性を、豊高100年の歴史は未来の豊高の方向性を教えてくれるはずです。皆さんの夢の実現には先輩や先人たちの体験や考え方、実践の記録が大きなヒントになるでしょう。

 豊高100周年を現役生徒で迎え、将来、社会で活躍する皆さんには、何事も情報が与えられるのを待っている受け身の姿勢ではなく、自ら有用な情報を取りに行く積極的な姿勢をもってもらいたいのです。そして、そこから主体的に判断し行動しようとする前向きな姿勢をもってください。

 2学期、3年次生は具体的な進路実現の時が迫ってきます。最後まで全力で頑張ってください。1,2年次生にとっても勉強や部活動に大いに飛躍する学期です。頑張りましょう。 

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放送による1学期終業式での校長講話を紹介します

おはようございます。校長の町田です。

新型コロナウイルスに翻弄された1学期でした。家で課題に取り組むことが中心の臨時休業期間、学校再開後も制約を受けながらの学校生活と、ストレスが多くすっきりしない1学期間だったと思います。それでも、皆さんよく頑張り、活気のある学校が戻ってきました。本当に嬉しいことです。 

運動部活動によってはこれから独自大会が開かれ、文化部も2学期当初に発表ウィークを設けますので、限られた活動機会ではありますが、はつらつと精いっぱい自己表現をしてもらいたいと思います。 

ただ、再び感染拡大の危険が高まっている今、明日からの夏休みを皆さんがコロナに感染することなく健康に過ごしてもらえるか、学力向上と進路実現に向けた勉強や準備がしっかりできるのか心配です。感染予防のマスク着用、手洗い、ソーシャルディスタンスは改めて徹底をお願いします。 

さて、本来なら、1週間前の24日、東京オリンピックが開幕する予定でした。この日のイベントに、聖火を手に登場した競泳の池江璃花子選手。自ら白血病と戦うアスリートから発せられた言葉には感動させられました。

彼女は、医療従事者への感謝とともに、「逆境からはい上がっていく時にはどうしても、希望の力が必要です。希望が遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても前を向いて頑張れる。」と述べました。

彼女は、東京オリンピック・パラリンピックの1年後の開催希望について語ったわけですが、私は、この言葉は、コロナに限らず大変な状況にあるすべての人を勇気づける言葉になったと思っています。 

皆さんにとっては、夢の実現という険しい道のりが目の前に待っています。では、夢の実現には何が必要なのでしょう。 

ソフトバンクグループの会長 孫正義氏は、ある番組の中で高校生に向けてこんなことを言っています。 

「若いということは、無限の夢があって、自分の持った夢に、自分の人生は概ね比例する結果を生む。/やっぱり夢はできるだけでかい夢を持った方がいいんじゃないかというのが、一つのアドバイス。/もう一つは、夢を達成できる人とできない人の唯一の違いは、その夢をどのくらい心の底から達成したいと思うか。すごい強い決意をし、その夢の達成に向かって、恐ろしいまでの情熱で努力したかと。/どんな夢であれ、夢を描くのが自分自身に対するビジョン。/『そうは言うけど現実はこうだから』、『夢物語ばかり語ってもダメ』、『とりあえず目先の現実を踏まえて』とか言っている人ほど、その現実の世界から逃れられないまま人生が終わる場合が多い。/現実が厳しいからこそ、自分の夢を、人生に対するビジョンを、僕はしっかり持つべきじゃないかと。/志高く。」 

夏休みは、自分の夢や進路についてじっくり考えるよい時期です。1,2年次生は上級学校や職業を調べたり、本を読んだりしてください。3年次生は自分の目標を確認し、心の底から達成したいと思って全力で準備を進めてください。 

最後に、夏休み中はくれぐれも感染防止対策を怠らず、交通事故に遭ったり起こしたりしないように、また、SNSの使用には情報モラルと思いやりの心に気を留めてください。例年より短い夏休みですので、密度の濃い毎日を送ってくれることを期待します。

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放送による1学期始業式での校長講話を紹介します

(全校生徒が午前・午後に分かれて、放送による始業式を行ました)

 生徒の皆さん、お元気ですか。校長の町田です。

 6月1日の学校再開から、皆さんは今日で2回目の登校になります。先週、久々に登校してどんな気持ちがしたでしょうか。先生方は再び皆さんと教育活動ができることをとても嬉しく思っています。ただ、しばらくは新型コロナウイルス感染予防を意識した「新しい生活」を送っていく必要があります。密な状態になりやすい学校でいかに皆さんの健康を守っていくか、先生方は一生懸命頑張りますので、皆さんも協力をよろしくお願いします。 

 通常登校に戻る日は、早ければ22日(月)からになる見込みです。それまでは分散登校となりますので、もうしばらく体と心を整えながら学習習慣を取り戻し通常登校に備えてください。学校で仲間と過ごす時間が長くなってきますが、「彩の国 新しい学校生活 5つの安心宣言」に基づいて感染防止対策をやっていただきます。このあと保健環境部から詳しくお話しします。これには皆さんの心がけによるところが大きいですので、しっかり守って安全な学校生活を送ってください。 

 臨時休業によって1学期2か月分の授業がなくなってしましました。先生方は皆さんの学習の遅れをとても心配しています。学校からは皆さんの自宅に課題を送らせてもらいましたし、動画による授業も配信しました。これから遅れた部分をできるだけ取り戻すよう、授業時間の確保のために行事予定を見直します。夏休みも短くなりますが、ご了承ください。先生方は皆さんの学力向上のために頑張りますので、皆さんも前向きに、進路実現の目標を改めて確認して、意欲的に学習に取り組んでください。 

 今後の学校行事については、「3つの密」を回避するよう工夫しますが、それが困難なものは実施することはできません。9月の豊高祭は残念ながら中止せざるを得ません。体育祭は何とか工夫して秋にできたらいいと考えています。部活動については、通常登校になってから行います。この時期の大会や発表会が中止となってしまい、インターハイや夏の甲子園までもが中止となりました。特に最後の活躍を楽しみにしていた3年次生にとっては悔しい思いをしていることと思います。その思いは必ず皆さんの成長のバネにしてほしいと思います。 

 また、進路を控えた3年次生には不安を感じている人もいるでしょう。大学入試について配慮を求める動きが進んでいますが、どうなるかまだわかりません。焦ったり無用な心配はせずに、情報のアンテナを高くして、やるべきことを着実にやっていくことが大切だと思います。1年次生はほぼ入学式以来ですので、豊高生としての自覚と学校生活のリズムを早く確立してほしいと思います。 

 話は変わりますが、今から100年前はどんな時代だったでしょう。1918年11月に第一次世界大戦が終結し、1920年に国際連盟が発足して日本も加盟国となりました。世界中で株が大暴落し世界恐慌が始まりました。実はこのころ、スペイン風邪と呼ばれる新型インフルエンザウイルスが大流行し、世界で2000万人から4000万人が亡くなったとされています。 

 そんな時代の1920年(大正9年)、地元の期待を受けて豊岡農学校が誕生しました。のちの豊岡高校です。従って、豊岡高校は今年度100歳、創立百周年という記念すべき節目の年なのです。これにあわせて、正門から玄関にかけてリニューアル工事が6月10日より始まります。予定では8月いっぱいかかりますので、通行に不便をかけますが、事故のないようにお願いします。

 また、11月に記念式典を予定していますが、こちらは来年に延期の予定です。ですが、今年が特別な年には変わりありません。皆さんには、多くの先輩が築いてきた豊高100年の歴史と伝統を意識し誇りに思ってもらい、それによって皆さんの心が更に豊かになってもらえたらいいと思っています。それは、皆さんの夢の実現に必ずプラスになると信じています。 

 百年前、スペイン風邪のあとには関東大震災が起こります。当時の人々はその危機を乗り越えて大きく復興を果たしました。私たちは今、ピンチにさらされていますが、そこから新しい知恵やしくみが生み出されつつあります。現状を前向きにとらえ、希望と志をもって頑張りましょう。

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令和2年度入学式の式辞を紹介します

 桜に続き、芽吹き始めた若葉の緑を目にすると、春本番を迎えた喜びを感じます。いつもなら心躍るはずの季節ですが、新型コロナウイルスは私たちの健康と暮らし、心にまで暗い影を落としています。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、皆さんにとって思い出となるはずの中学生最後の学校生活が異例の形に終わってしまいました。そして今日、希望に満ちて本校の門をくぐって来てもらった皆さんを、保護者のご列席もない簡素な入学式で迎えなければならないことを、大変心苦しく思います。このような状況ではありますが、今日、ここに埼玉県立豊岡高等学校第75回入学式を挙行できますことを、保護者の方々ともども、私たち教職員一同大きな喜びとしています。

 ただ今、入学を許可いたしました、322名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。令和になって最初の入学生として、また、豊岡高校創立百周年という節目の年の入学生として、皆さんを心から歓迎いたします。

 皆さんは晴れて豊岡高校第75期生となりました。進学重視型単位制高校に生まれ変わってから8期生に当たります。今日から特色ある単位制のカリキュラムのもと、豊岡高校生として3年間の高校生活が始まります。3年後にはそれぞれの進路に分かれて社会に出ていくわけですが、高校3年間をどのように過ごすかが、卒業後の人生に大きく影響していきます。高校生活のスタートを切る皆さんには、よりよい人生の道へ進んでいけるよう、次の3つのことを心掛けてもらいたいと思います。

 第一に、高い入試倍率を突破して、百年の歴史と伝統ある豊岡高校の生徒になったという自信と誇りそして責任を持って、何事にも主体的で積極的な姿勢で毎日を送ってもらいたいということです。

 豊岡高校には皆さんの学力向上と進路実現に向けた手厚いサポートシステムがあります。魅力的な部活動や学校行事など、皆さんが輝く場が用意されています。ですが、受け身の姿勢でいては、成長は望めません。高校生には自ら考え判断し、責任を持って行動することが求められます。何事にも前向きな姿勢でいることが大切です。

 第二に、将来の夢や目標をしっかり持って、自己実現に向けて努力をし続けてもらいたいということです。

 夢や志、信念というものは頑張り続ける原動力になります。インドのかつての指導者ガンジーは、「あなたの夢は何か、あなたが目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう」と言っています。また、郷土の偉人渋沢栄一は「幸福を求める者は『夢』がなければならない」と言っています。辛いこと困難なことがあっても夢や志があなたを後押ししてくれます。決して諦めることなく、自分を信じて前に向かって進み続けてください。

 第三に、確かな学力を備えた心豊かな人間になろうと常に意識して生活してもらいたいということです。

 社会のグローバル化やAIの発達、少子高齢化、世界的な気候変動、巨大地震、そして、現在拡大を続ける新型コロナウイルスの脅威と、未来は平坦ではありません。そのような社会を生きる皆さんには、物事を創造したり判断したりする上で確かな学力が欠かせません。また、人間社会がうまくやっていく上で人間性は最も重要です。思いやりや感謝の気持ち、あいさつにコミュニケーション力。人権感覚に倫理観。主権者、消費者としての意識。皆さんが高校3年生になる年は成年年齢が18歳に引き下げられます。人間としての厚みを増すことが皆さんの人生を豊かにしてくれるのです。

 二度とない高校時代。皆さんには無限の可能性があります。思う存分、勉学や部活動などに取り組んでください。皆さんが持つ潜在的な能力が3年間で大きく伸長し、人間的にも大きく成長して、それぞれの夢の実現に近づいてもらうことを願って、式辞といたします。

  令和2年4月8日

                            埼玉県立豊岡校等学校長 町田 邦弘 

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卒業生の保護者の皆様へ(校長より)

 本日は、ご卒業おめでとうございます。一生に一度の、我が子の高校卒業の晴れ姿に接する機会を失わせてしまったとに、大変申し訳なく思っております。

 今年度、大規模空調工事の関係で文化祭が1日開催、体育祭も雨で一部種目カット、三送会も中止と、卒業生には楽しみにしていた場面でいくつもの我慢をしてもらいました。卒業式もそうです。卒業生と教職員のみ、卒業証書授与は代表生徒1名、祝辞も送辞・答辞もありませんでしたが、温かい雰囲気の中で卒業生を送り出すことができたのではないかと思います。最後のホーム・ルームを終え、卒業生同士あるいは卒業生と先生方とが笑顔で接している様子を見て、ホッとした気持ちになりました。

 卒業生たちは、豊岡高校生らしく実によくやってくれました。学校の評判が年々よくなっていることに、彼らが大いに貢献してくれことは間違いありません。すばらしい生徒たちだったと誇りに思いますし、今後の活躍が楽しみです。これも保護者の皆様の温かい後ろ盾があったからこそだと思います。保護者の皆様に対しまして3年間のご苦労をねぎらうとともに、心よりお祝い申し上げます。また、学校にご協力いただきましたことを深く感謝申し上げます。式の中で直接申し上げるべきところ、文面になってしまいましたことをご容赦ください。

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卒業式での校長式辞を紹介します

式 辞

 今日は、あいにくの天気となりましたが、ここ入間の地も例年より早い春の訪れを感じさせる陽気となりました。

 今、創立百周年を目前に、歴史と伝統ある豊岡高校から巣立っていく320名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 

 本来なら、多くの御来賓と保護者の方々そして在校生に見守られながら、盛大に執り行われるはずの卒業式が、このような簡素な形で卒業生の皆さんを送り出さなければならなくなったことは、大変残念です。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止という戦いに、私たちひとり一人が立ち向かっている。私たちの行動が自らの健康を守り、市民の健康を守っているとの自負をもって、理解していただきたいと思います。 

 何よりも、皆さんが豊岡高校生として3年間、学業や部活動に励み、ひとり一人の確かな成長と活動の記録が本校の歴史に刻み込まれたこと、そして、皆さんひとり一人が未来への希望を抱きながら輝きを放って卒業していくことを、とても嬉しく思います。皆さんの門出を心から祝福します。 

 皆さんそれぞれがいろいろな思いで卒業式を迎えたことと思います。楽しかったこと、辛かったこと等、たくさんの思い出が甦ってくることでしょう。皆さんには、伝統ある豊岡高校で、高い志を持って頑張ってきたことに自信と誇りを持ってください。かけがえのない思い出を共に作ることができた仲間や先生方との出会いに感謝してください。そして、家に帰ったら、皆さんを温かく見守ってくださった保護者の方に、「ありがとうございます」と御礼の言葉を述べてください。 

 今、医療の最前線では、新型コロナウイルスの新薬開発が急ピッチで進められていますが、皆さんは、かつて世界の近代医学の先端で日本人が活躍していたことをご存じですか。新しい千円札の図柄にもなっている、日本近代医学の父と呼ばれる北里柴三郎です。黄熱病研究のためにアフリカで亡くなった野口英世も北里の弟子のひとりです。

 北里は、今からおよそ130年前、留学先のドイツで、世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功し、血清療法という革新的な方法を考案して世界に絶賛されました。また、当時ヨーロッパで大流行していたジフテリアの血清療法の研究によって、日本人初のノーベル賞候補にもなりました。ところが、ノーベル賞を受賞したのは北里と一緒に研究した研究者だけでした。なぜか。理由は、東京大学の恩師が唱えた説を誤りとする論文を発表したため、日本国内では「恩知らず」レッテルを貼られてしまい、ノーベル賞受賞のチャンスをつぶされてしまったのです。

 でも、北里は権力に屈することなく、自分の研究成果に自信を持ち、「医療の使命は病気を予防することにある」という信念を貫き通して、一生を伝染病研究に捧げたのです。 

 皆さんも志を抱いてそれぞれの道に歩んでいくことと思いますが、その志、信念をこの先もずっと大切にし続けてください。これからの時代、幾多の困難が皆さんを待ち受けていることでしょうが、北里柴三郎は「人に熱と誠があれば、何事でも達成する」と言っています。皆さんが将来、それぞれの道で情熱を傾け、誠実さをもって、社会に貢献する活躍をしてくれることを大いに期待しています。 

 最後に、ここにはいらっしゃいませんが、保護者の皆様と地域の皆様には、本校の教育のためにご支援とご協力を賜りましたことを心より感謝申し上げます。

 卒業生ひとり一人の前途が健やかで幸多きことを心から祈念して式辞といたします。

 令和2年3月14日

                     埼玉県立豊岡高等学校長 町田 邦弘 

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3学期始業式での校長講話を紹介します

 おはようございます。また、明けましておめでとうございます。

 冬休み中、豊高ゼミや進学講習、部活動に多くの皆さんが頑張っていました。皆さんと元気に3学期を迎えられたことを嬉しく思います。

 さて、2020年、令和2年を迎えました。今年は、国内的には東京オリンピック・パラリンピックイヤーとして、校内的には創立100周年の年として、大いに盛り上がり注目されることが予想されます。

 私の初詣でのお願いは、創立100周年記念事業が成功するように、そして、豊岡高校全体が一段高いレベルに進化するように、というものです。

 皆さんそれぞれが今年の目標あるいは抱負を立てたことと思いますが、ぜひ、その実現にこだわってもらいたいと思います。目標実現を助けてくれるものがあれば、待っているのではなく自分から取りに行くこと。目標を下げて楽をしようとする弱い自分が現れそうになったら、強い自分がそれを阻止すること。共に頑張る仲間がいることを意識してください。 

 年末年始はいろいろな話題がありましたが、スポーツでは箱根駅伝に注目が集まりました。区間新記録の続出、優勝タイムの大幅更新に皆が驚きました。その秘密は、ナイキ製の厚底シューズによるところが大きいようです。今大会では、実に8割以上の選手がこの靴を履いていました。

 このシューズ、昨年、世界記録を塗り替えた選手をはじめ、日本記録を更新した大迫選手も使用して注目を集めていました。誰もが信じて疑わなかった薄底・軽量シューズの定説が覆されたわけです。

 このシューズは、反発力の高いカーボンファイバープレートが、航空宇宙産業に使われる特殊素材に埋め込まれていて、クッション性に加えて走ったときに高い推進力を発生させるのだそうです。

 ただ、世界陸上競技連盟のルールに「ばねを使ってはいけない」という条文があるため、「不公平ではないのか」という疑問の声も湧いています。

 以前、水の抵抗を減らす特殊加工を施した水着を着た選手が、水泳の世界記録を次々と塗り替えたことで物議をかもし、国際大会でのこの水着の着用が禁止になったことがあります。

 しかしながら、スポーツの世界では、シューズやウェアをはじめラケットやスキー板などの用具は最新のテクノロジーで年々進化し続けており、安全性や快適性、競技能力の向上、そしてスポーツの振興に寄与しています。 

 もし、「あなたは、この厚底シューズの登場についてどのように考えますか。そう考えた理由も示して、800字程度で書いてください。」という課題が出されたとしたら、どう答えるでしょう。

 まず、分かっている情報から考えの素案を立てます。次に、素案の検証に必要な多方面からの情報を集め、得られた知識やデータをつなげたり分析して、根拠を明らかにした自分の考えをまとめていきます。その際、あなたの考えに反対する意見を想定した反論も考えるとよいです。課題が完成したら提出しておしまい、ではなく、他の人と互いの考えを議論してみることが深い学びにつながります。議論を経て、もう一度じっくり自分の考えを整理しましょう。あなたの最終的な考えがそこに完成します。

 これはまさに正解のない課題について考える探究的な活動ですね。身近な疑問が課題になる例を示しています。授業で学んだことの中に疑問をもつもよし。生活の中にある身近な事柄に疑問を感じてもよし。そこから主体的に学びを広げよう、学びを深めようとする意識と態度が大切になってきます。 

 さあ、3学期。一般受験の3年次生は、いよいよ勝負の時。100%の力が発揮できるよう自信を持って、最後まで頑張ってください。進路決定者は3年間の総仕上げをはかってください。1,2年次生は一年間のまとめと、次年度にしっかりつなげる学習意識、進路意識の充実をはかってください。

 では、3学期も頑張りましょう。

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2学期終業式での校長講話を紹介します

 おはようございます。長く続いた大規模な空調工事も終わり、通常の学校生活に戻って2学期を終えられることにほっとしています。先日の球技大会では、皆さんのはつらつとして躍動する姿に感動しました。そのあとの全校での講演会も、皆さんのしっかりとした聴く態度に講師の先生も喜んでいましたし、私も嬉しく思いました。

 3年次生、既に合格を手にされた多くの皆さん、おめでとうございます。一般受験の皆さんはこれからが本番。最後まで実力アップを続け、全力を出し切って合格を勝ち取ってください。 

 さて、この時期になると、今年の10大ニュースというのが発表されますが、豊岡高校の10大ニュースは何でしょう。3月、国公立大学7名合格(うち現役4名)は素晴らしい成果でした。一年を通しての大規模空調工事。それに伴い6月に豊高祭、10月に体育祭を開催。夏、陸上部とアーチェリー部がインターハイに出場。アーチェリー部駒形君の準優勝は嬉しいニュースでした。

 皆さんそれぞれに10大ニュースがあると思います。良かったことも悪かったことも一年を振り返ることで、来年の目標や計画が明らかになってくるというものです。 

 先日、こんな記事を見ました。ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんは、授賞式後に現地の日本人学校を訪問して、リチウムイオン電池が環境問題の解決につながるという話を子どもたちにしました。吉野さんは、きっと「感動しました」「素晴らしい世界が生まれるのですね」などと反応が返ってくることを期待していたそうですが、意外にも「安心しました」「ほっとしました」という答えだったそうです。

 スウェーデンでは、子どもたちの地球温暖化に対する意識が日本より深刻なのでしょうか。そういえば、国連の気候行動サミットで怒りのスピーチを行って注目を集めた16才の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんはスウェーデンの高校生です。彼女の活動は世界中の若者に影響を与え、気候変動対策を求める世界的な抗議活動に発展しています。このことを評価して、アメリカのタイム誌は「パーソン・オブ・ザ・イヤー」にグレタさんを選出しました。

 しかしながら、世界中で彼女を称賛する声がある一方、保守的な人を中心に批判の声も大きいようです。トランプ大統領もその一人です。批判する人のコメントを見ると「小娘のくせに生意気だ」という大人げない心理が見て取れます。私は、グレタさんの言っていることは正しと思いますから、本質をはぐらかそうとする大人の態度は情けないと感じます。

 日本はどうでしょう。原発事故以降、日本人の気候変動に対する意識は高まっていないと思います。それは、第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)期間中、環境NGO「気候行動ネットワーク」から地球温暖化対策に非協力的な国に贈られる「化石賞」が日本に授与されるという不名誉なことからもわかります。

  皆さんには、未来の社会がよりよくなることに貢献できる人間になってもらいたい。そうなるためにはいろいろな学びが必要です。人類の未来を左右する気候変動など地球規模の問題や、近い将来やってくるAIやIoTなどの超スマート社会における課題など、皆さんが直面するであろう問題にはもっと関心を持ってもらいたいと思います。

 1年次生はこれから、持続可能な開発目標SDGsについて探究活動を行うと聞きました。大変すばらしいことです。受け身の学習だけではなく自ら課題を見つけ主体的に行う学習が大切になります。読書や教育文化施設を訪れるのもその一つ。冬休みはそれができるチャンスです。 

 冬休み中、健康に留意し、事故に遭わないように。勉強はコツコツ毎日。良い年を迎えてもらい、元気に3学期始業式でお会いしましょう 

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2学期始業式での校長講話を紹介します

 おはようございます。空調工事の関係で例年より長い夏休みでしたが、充実した生活を送れましたか。豊高ゼミや進学講習に励んだ人。連日、部活動に精を出した人。大学のオープンキャンパスに参加した人。猛暑の中、部活動大会やコンクールで頑張る皆さんの姿には、私も元気をもらいました。
 特にインターハイ、アーチェリーでは3年次の駒形柊斗君が全国で準優勝という素晴らしい成績を修め、豊岡高校の名を全国に轟かせてくれました。
 一方、市立図書館のボランティアに参加してくれた人もいます。人に喜んでもらえる働きができたことはとても素晴らしことです。

 ところで、部活動のガイドラインに基づいた学校の活動方針が策定されて初めての夏休みでした。今まで以上に活動と休養にメリハリを持って、皆さん生徒自身がより一層主体的に活動をされたでしょうか。新チームになった今、自覚を深めより高いレベルで文武両道に励んでください。

 さて、夏休み中も世の中ではいろいろな出来事がありました。県内では、埼玉県知事選挙で大野氏当選が大きなニュースとなりました。この選挙、投票率は32.31%でした。選挙権を得た3年次生、投票に行きましたか?18歳で選挙権が与えられる意味、2022年には成人年齢が18歳になることも含めて、全員に考えてもらいたいものです。
 あおり運転の事件では、繰り返し報道される映像に理不尽さ、憤りを感じた人は多かったと思います。残念なことに、身勝手で危険な運転をする人は結構います。自転車でもそうです。皆さんには思いやりのある運転ができる人であってほしいと願います。
 連日報道される韓国との関係悪化のニュースは心を曇らせます。香港の大規模な抗議活動も気になります。いずれも歴史問題や政治的な思惑があるわけですが、グローバル社会を生きる皆さんには関心をもってもらいたい問題です。
 東京オリンピック・パラリンピックまで1年を切りましたが、9月20日からラグビーワールドカップが始まります。県内では熊谷市で3試合が行われます。これらビッグイベントに私たちはただの傍観者でいるのはもったいないです。大会や競技のことをもっと知りましょう。多くの外国人と触れ合うチャンスもあります。自分なりの関わりを考えてみてください。

 さて、2学期は3年次生にとってAO入試や推薦入試、就職試験の山場を迎えます。一般受験はもちろん推薦を使う人も、確実に実力アップを図る最後の学期です。全力で取り組んで夢をつかんでください。
 2年次生が挑む新しい大学入試制度に関して、英語検定試験に新たな動きがありました。1年次生もそうですが、新しい大学入試問題には思考力を問う問題が増えます。また、高校時代にどんな探究活動をしたか、どんな取り組みをしたかなどを判定材料に用いる大学が増えてきます。知識を蓄えることに加え、データを読み取ったり関連する知識を組み合わせて考えたり、他者と意見を出し合って考えをまとめたり発表する力が求められているのです。これは受け身の授業では力は付きません。自ら主体的に学習する姿勢が大切なのです。

 私は先日、日本科学未来館で開催されている「マンモス展」を観に行きました。シベリアで見つかった冷凍マンモスの死骸から細胞を取り出し、マンモスを現代に蘇らせようという近畿大学の研究に大きな興味・関心を持ちました。2万8000年前のマンモスの細胞核をマウスの未受精卵に移植したところ、細胞分裂の直前まで活動したという研究成果です。そこに至るまでの研究者の情熱や試行錯誤の過程、研究をめぐる様々な問題点が展示されています。
 私は、この展示は特に若者に対して、夢を持ち、主体的に学び探求していく姿勢、チャレンジ精神、倫理観の大切さを示していると感じました。

  2学期はスポーツにも読書にも芸術にも、もちろん勉強にも最適な季節です。来年で100年の歴史を刻む豊高生としての自覚を高めつつ、皆さん一人一人が確かな成長をしてくれる学期になることを期待します。

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1学期終業式での校長講話を紹介します

 おはようございます。令和元年は真夏の太陽と青空が出てこないうちに夏休みを迎える年となりました。そのおかげといいますか、生徒の皆さんにはクーラーのない教室で、何とか我慢して授業を受けてもらうことができました。夏休み中も不便をかけますが、2学期から快適な環境を提供できるよう工事関係者に頑張ってもらいますので、もう少し我慢してください。

 皆さんはアニメ「らき☆すた」を知っていますか。久喜市の鷲宮神社を舞台にしたアニメで、作品中に登場する場所を巡る「聖地巡礼」ブームの火付け役となった作品です。そのほか大ヒットアニメ「けいおん」などを手掛けた京都アニメーションの建物が放火され、有能なクリエーターなど34名もの人々が命を落とすという痛ましい事件が起きました。

 凄惨な犯行と理不尽さに悔しさと憤りがこみ上げてきます。そんな中、世界中のアニメファンや著名人からお悔やみや感謝、そして励ましの言葉が送られていることに心が救われます。日本のアニメがこれだけ世界中で愛され、支持され、人種や民族を超えて人々の心に影響を与えていることに、日本アニメの文化的価値とアニメ文化の力の大きさを感じます。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。

 さて、19日の1、2年次の集会では、朝テストの成績優良者を表彰しました。多くの生徒が勉強に頑張ってくれて嬉しく思います。成績会議の席でも成績優良者の多くが文武両道を実践していると報告があり、さすが豊高生と頼もしく思います。
 頑張れる原動力、実力アップをもたらす原動力は何か。それは高い志、ゆるぎない信念です。そのあたりがはっきりしない人は、この夏休み中に自分探しをしっかりやってください。
 また、夏休み中は十分な勉強時間を確保するよう計画を立て、確実に実行してください。特に3年次生、全国の受験生が一斉に勉強量を増やしてきますから、それに負けないで頑張ってください。

 頑張る皆さんの励みにしてほしい話をします。7月11日、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への2度目の着陸に成功し、惑星内部の岩石採取にも成功しました。実に約2億5年万キロ離れた宇宙のかなたで、人工クレータの作成と岩石採取という人類初の困難なミッションを成功させたことは正に快挙、世界に誇れる日本の技術力の高さを示したものです。

 実は、2回目の着陸にはJAXA内部で慎重論が多かったそうです。1回目の着地の際にカメラが砂で汚れたため、岩だらけの地表のわずか直径3.5mの目標地点に着地できるのか。もし失敗して帰還不能になったら、1回目の着地で採取した岩石もすべて失ってしまうリスクがあったからです。

 でも、運用チームはあきらめなかった。なんと10万回もの着陸シミュレーションを行ってすべてクリアして、自信と確信を持って再着陸に挑戦したのです。その挑戦する勇気に感銘を受けます。

 皆さんご存知の通り、初代はやぶさは絶体絶命の危機をあらゆる可能性に挑むことで乗り越えて、奇跡の生還を成し遂げました。やぶさ2のミッションにも「できることは全部やる」という精神が受け継がれていて、それが一連の快挙に繋がったわけです。

 皆さんの前にも勉強や進路、部活動、人間関係などでいろいろな壁、困難が立ちはだかるはずです。また、日本も世界もますます困難を抱える時代になってきました。皆さん自身が未来をよりよく生きるために、また、皆さんの行動で社会をよりよくするために、はやぶさチームの勇気をもってできることすべてに挑戦する、という精神を学んで実践してほしいと思います。

 最後に、夏休み中はくれぐれも事故に遭ったり起こしたりしないように、また、けがや病気に気を付けて健康で安全に過ごしてください。2学期の始業式には一回り逞しくなった姿を見せてくれることを希望します。

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