4/28 研究室訪問(東京学芸大学)

 天文部は東京学芸大学自然科学系講師の西浦慎悟先生の研究室を訪問し、先生のご専門の銀河や観測についてのレクチャーを受けました。2年ぶりの訪問となりました。大学選びのポイントなどもお話ししていただき、有意義な半日を過ごしました。また、先生の研究室所属の学生さんからのアドバイスもいただきました。西浦先生にはご多忙中にもかかわらずご対応いただき、ありがとうございました。


記念撮影です。

地学教室で特別に講義をしていただきました。

4/20-21 終夜観測

 天文部は恒例の終夜観測を実施しました。新入部員にとっては初めての天体観測になりました。1年次生は月や木星の撮影、2,3年次生は銀河の分光観測にチャレンジしました。


1年次生が撮影した月。


地球照を狙いました。月の影に地球から反射した太陽の光がうつって、ぼんやり光っています。

新入部員の感想
・先輩たちが優しく、とても面白く、楽しく観測できました。ただ、眠かったです。
・初めての終夜観測で少し不安でしたが、思ったより楽しくて望遠鏡やカメラの操作にもすぐ慣れて良い写真がとれて良かったです。
・一つ一つの動作ににまだまだ慣れていなくてあたふたしましたが、だんだん慣れてスムーズにできるようにやっていきたいと思います。木星ばかり撮っていたので、次回は他の星や天体も撮りたいです。

2018 3/17 天文学会ジュニアセッションにて研究発表

 天文部の分光器開発チーム(2,1年次生)は3/17に千葉大学西千葉キャンバスで行われた日本天文学会ジュニアセッションで成果の発表をしました。口頭とポスターでの発表でした。多くの方に興味を持っていただいたようで、参加した2名も満足した様子でした。

 テーマ 「光ファイバー式分光器で観測した天体の輝線吸収線の波長同定」
  ポスターセッション 11:30-13:30 15:30-16:30
  口頭発表      14:15 ごろから4分間


ポスター前で記念撮影


見に来てくださった方に説明をしているところ

口頭発表風景 


大勢の聴衆を前に、制限時間4分ちょうどの見事な発表でした。


部員の感想
・口頭発表は今回で2回目になるのですが、前回よりうまくできてよかったです。ポスターセッションでは質問があったり、専門家から教えてもらったりと役に立つこともあって、今回発表することができてよかったと思いました。(越智くん)
・今回ジュニアセッションに参加して、他の高校・中学の発表やポスターセッションでの様々な人の質問、アドバイスが聞けたのでこれからの研究に役立てたいです。(萩原くん)

2018 2/10 埼玉県理科教育研究発表会
 天文部は2月10日(土)に埼玉県理科教育研究発表会で成果発表しました。思っていた以上に反響が大きく、発表にも力が入りました。1年次生ですがよくがんばりました。
 日時 2月10日(土) 10:00-12:00 ポスター発表
 場所 埼玉大学
 テーマ シミュレーションによる万有引力の実験
 ご覧いただいた皆様。ありがとうございました。

多くの聴衆に囲まれての説明。

パソコンを使って実際に動きを見ていただきました。
2018 1/31 皆既月食観測
 天文部は皆既月食の観測をしました。部としては2014年6月以来の皆既月食観測です。天候が心配でしたが、予想以上にクリアに晴れて、星々の間に浮かぶ皆既中の赤くてきれいな月の姿が見られました。今回の観測の狙いは欠け際のターコイズフリンジという部分です。次の日は普通に平日の授業なので、23:30には観測を切り上げて合宿棟で翌日に備えました。

観測の様子。動画、スペクトル、静止画像など、多岐にわたる観測を行っています。

皆既中の月。周辺にたくさんの星が見えました。
8cm屈折望遠鏡直焦点 1年次生 萩原くんの作品

戻り始めた月
2018 1/2 SuperMoon
 話題のスーパームーンを撮影しました。お正月真っ盛りですが、夕方1時間程度で撮影しました。夕方なので、まだ赤みがかっています。
望遠鏡を使って撮影したもの。画像処理で2倍に見えるようにサイズ変更しています。(2年次生)
 地球の周りを公転している月の軌道は楕円です。今日の満月は軌道が近いため大きく見えるということです。(スーパームーンは天文の専門の用語ではありません。)逆に6月28日と7月28日の満月は遠くになるので小さく見えるはずです。写真に撮って比べてみるとわかるぐらい違います。ちなみに、7月28日は今年2度目の皆既月食です。
2017 12/22-23 冬至の終夜観測
冬至の終夜観測です。

月齢4の月が沈んでいくと、絶好の観測日和になりました。

真ん中がガス星雲M42のスペクトルです。特定の色だけ光っているのが分かります。上下は比較のための水銀灯のスペクトルです。
2017 11/28 はくちょう座Χ(カイ)の分光観測成功
 天文部で自作し改良に改良を重ねた光ファイバー分光器で、はくちょう座の変光星(はくちょう座Χ、3.3等)のスペクトルを撮影することに、越智くん(2年次)と萩原くん(1年次)のチームが成功しました。この星はいったいどんなことを私たちに語ってくれるのでしょうか。
2017 11/18-19 しし座流星群観測
 しし座流星群のピークが18日の1時でした。月は新月で、しかも雨上がりの快晴の空、最高の流星群観測の観測日和でした。ただ、冷たい強風のため、なかなか厳しい観測となりました。
 流星のビデオ観測という新たな挑戦でしたが、流星はよーく見ないと分からない程度のものをかろうじて捉えることができたようです。肉眼では各部員数個ずつ見ました。

2台のデジカメで動画を撮る試みです。
2017 10/29 はくちょう座Χ(カイ) 撮影成功
 中間考査も終わって、これからが天体観測の絶好の季節(夜が早く来る)になります。
はくちょう座に周期408日の変光星があり、明るくなっています。普段は見えないこの星がはくちょう座に加わると、白鳥の首がすこし折れたように見えます。その様子を捉えることができました。

50mm F1.7 固定撮影 萩原君(1年次)が撮影
2017 9/30,10/1 科学展西部地区展へ出展
 天文部の2人の部員が埼玉県科学教育振興展西部地区展に出展し研究成果のをポスター発表しました。多くの先生方に興味を持っていただいて、メインで研究に取り組んだ部員は満足感を得たようです。顧問としてもうれしいです。優良賞をいただきました。
 
 テーマ「光ファイバーを用いた分光器で天体の輝線は観測できるのか」
 一般公開  9月30日13:30~10月1日13:00
 場所     東洋大学川越キャンバス1号館 作品番号30

展示の準備が整って、記念撮影。
ポスター発表で説明をしているところ。

優良賞でした。

表彰式にて

部員の感想
・研究を出すのはこれが3回目(1年秋冬、今回)なのですが、まだまだなれることができないです。でも、少しずつ進歩して行っているのを、やっていくたびに感じるので、それがうれしいです。
・今回初めて参加しましたが、当日になって誤字が見つかったりしたので、次回出すときはもっとがっんばって行きたいです。
2017 9/2,3 エアドーム式プラネタリウム
 天文部の出し物は恒例のプラネタリウムでした。ご覧いただいた皆様。ありがとうございました。
 



ドームの中はこんなです。

会場前。多くの方に見ていただき、感謝です。

最終公演のときの事前説明。
2017 7/29 中学生向け部活動見学
 天文部は午後、中学生とその保護者向けに公開で部活動体験を実施しました。スライドで1年間の活動を紹介、その後太陽の観測、データ解析をして太陽の見かけの大きさを出す体験してもらいました。また、望遠鏡の簡単な使い方を練習しました。
 参加の中学生の方には気に入ってもらえたようで、よかったです。来年は是非一緒に星空を楽しみましょう。
2017 7/21-22 終夜観測
 天文部は夏休み最初の終夜観測を実施しました。手作り分光器の改良部分のテストと、技術力をつけた3年次生は星雲の拡大撮影にチャレンジしました。天気が味方をしてくれたので、北アメリカ星雲やM27の撮影が出来ました。画像処理がたのしみです。
 M27 あれい星雲 13cm反射望遠鏡直焦点

 分光器のチェックでは、雲に映った町の明かりの中に水銀灯が確認できました。

M27 太陽のような恒星が終末期に外層を膨張させたガスがほんわかと光っている天体。光を出す仕組みは蛍光灯とおなじです。
2017 6/23-24 夏至の終夜観測
 夏至から2日目なので夜は短いですが、新月でもあり決行しました。これで1年次生もひととおり観測体験ができたことになります。梅雨のさなかで天気が危ぶまれたのですが、意外と晴れ間が続いたので、成果を得られてよかったです。

キャッツアイ星雲 恒星のなれの果てですが、無条件にきれいです。3年次生ががんばって本校の機材でここまで撮ってくれました。
土星のスペクトル 比較の水銀灯と比べて見るからに赤いです。低空でもありました。
2017 M51のきれいな画像
3年次生のきれいな写真プロジェクトチームが撮影、画像処理したM51銀河です。きれいに腕構造がでましたので、少し大きな画像で紹介しています。星生成領域らしき構造も見えています!

口径13cmの反射望遠鏡、直焦点法による60枚の画像を合成しています。
4/5の終夜観測で撮ったもので、画像処理も進歩しています。
2017 4/28-29 終夜観測
 新入部員も交えて終夜観測を行いました。夜中にはきれいに晴れて、木星や銀河、球状星団の観測ができました。改良型分光器のテスト観測も行いました。
  球状星団M13 これまでない拡大撮影に成功(4/4の木星と同程度)
 1年次生が撮った木星とガリレオ衛星

新入部員の感想
・天文部に入って初めての終夜観測をしました。木星の観測と写真を撮り衛星を観測することができました。望遠鏡の使い方も覚え、星をレティクルに合わせることもできました。早くテーマを決めて自分の研究をしたいです。
・初めての終夜観測でしたが、運良く晴れてよい星空が見られました。寒いのでしっかり防寒をしていどめばよいと思いました。観測前にすることを決めておくことも大切だと分かりました。
2017 春休みの活動
4/4-5 終夜観測
 春休み2回目の終夜観測です。月、火星、水星、木星が見える夜です。夜中は曇ってしまったのですが、薄明までがんばりました。研究のための分光観測や球状星団の撮影もできました。

火星と水星 広角レンズ(画像処理済み)


 沈みそうな水星
   望遠レンズ使用

夕焼け空の水星 標準レンズ 
 手作り分光器で散光星雲M42の分光に成功しました。上下の虹色が比較のための水銀灯の分光です。真ん中にある弱めの虹がM42の分光データです。新2年次生がんばりました。(観測のサポートは新3年次生です。)


 夜中を過ぎて、全員が力を合わせて撮影した木星と球状星団です。

木星の超拡大撮影を試しました 

球状星団M3 自動導入でとらえました

4/1 アルデバラン食

 アルデバランという一等星が月に隠されるアルデバラン食が起きる日でした。現象が起きる時間まで望遠鏡をセットして待機していたのですが、残念ながら雲に遮られて観測できませんでした。

3/29-30 終夜観測
 春休みの終夜観測です。夕方水星が見やすくなっているはずなので探していると、いきなり月が見えました。月齢1.4の月です。こんなに細いのですね。

 春霞は多少ありますが、安定した晴天に恵まれました。分光器で試験的に木星の分光観測をしたり、球状星団の中の変光星を探すための観測をしたりしました。
 
2017 1/23-3/10 金星の変化
 地球に近づきつつある金星です。半月よりも三日月型に近くなってきました。形の変化が見られるかチャレンジしています。1年次生が先輩に教わりながら撮影しました。半月状から三日月状に変わっていく姿をとらえることができました。写真の向きが統一されていませんがご容赦ください。

3月10日 久しぶりの観測ですっかり形が変わっていました。

2月22日 考査前最後の観測です。15日と同じ機材です。

2月15日 下の3枚とは機材が異なります。

2月6日

1月31日

 1月23日
2017 2/18 埼玉県理科教育発表会参加
 埼玉県理科教育研究発表会に2つのテーマで発表をしました。
 場所 埼玉大学 全学講義棟1号館

記念撮影
ポスターセッションの様子
    ポスターセッション  205教室     
              10:20-11:50 (2本とも)
    口頭発表 206教室             
       13:30 「手作り分光器による分光観測」
              13:40 「デジタルカメラによるベテルギウスの色と明るさの変化」

 ご覧くださった方には貴重なご意見をいただきました。今後の研究の励みになりました。ありがとうございました。
2017 2/15 国際宇宙ステーション撮影成功

国際宇宙ステーションの観望の条件がよかったので写真や動画撮影にチャレンジしました。下の画像は、望遠鏡を使って手動で追跡しながら撮りました。
 
 地球の陰に吸い込まれていくISS。夕焼け色に染まっています。

2016 12/25-26 終夜観測
 6月11日以来の半年ぶりの終夜観測です。ようやく、よく晴れた夜に恵まれました。あまりに長い期間があいてしまったので、望遠鏡の操作を忘れてしまっているという一幕も・・。でも、すぐに勘を取り戻してさまざまな観測を行いました。 自作分光器で恒星のスペクトルやプレアデス星団、かに星雲の撮影をしました。
 寒さに体が慣れていないこともあって、3時にはすべて終わりにして休憩タイムとしました。
 かに星雲(M1) 中心付近のもやっとした天体です。自動導入システムを使っています。
2016 10/2,3 科学展西部地区展出展
 東洋大学川越キャンパス4号館で開かれた科学展西部地区展に2点を出展いたしました。残念ながら中央展は逃しました。ご観覧いただきましたみなさまにはお礼申し上げます。
 左上 会場の様子
右上 ポスターの前で記念撮影
左下 審査を受けているところ
 一つはこれまで、あまり成功例を見たことがない球状星団の色等級図にチャレンジしたもので、みごとにその特徴をとらえること成功してます。しかも、だれても手軽に手に入るデジカメでの成功例です。(顧問は国内初だろうと思っていますが・・・)
 もう一つは、昨年岡山県の美星天文台で撮影したデータの未解析のデータから求めたハッブル定数ついての発表です。これまで発表したものとあわせて3例のハッブル定数の比較検討もしています。天文部の手持ちのハッブル定数だけで宇宙論が可能なレベルまできた感じです。
 なお、発表したポスターは「研究成果の公開」ページでご覧いただけます。
2016 9/3,4 プラネタリウム公開
 今年の天文部のプラネタリウムは、宇宙船で人類に残された最後の秘境、宇宙の旅(かなり無理があるかも・・)です。
 

スペースシップトヨオカ発進です。直前のクルーの円陣です。


 2日間のご搭乗者数は284名でした。みなさま、ありがとうございました。
2016 9/1,2 文化祭準備
 天文部の恒例の展示物のプラネタリウムの準備風景です。エアドーム式プラネタリウムです。20立方mはなんと東京ドーム1/6万個分の容積です。構造を初公開します。

ドームの腰板は13枚のベニヤ板をガムテープで接続
床から空気が漏れないようにこちらもガムテープで固定

送風は扇風機で、ドアが付けば弱で維持できます。

ドア部分が未完ですが、とりあえず膨らみました。

二重のドアです。
2016 8/24 画像解析教室 その3
 天文部は東京学芸大学西浦先生をお招きしてのデータ解析講座その3を行いました。ガス星雲や銀河、超新星残骸の狭帯域画像という特殊なフィルターを使って撮影されたデータを組み合わせると新しいことが見えてくるというテーマで取り組みました。
 今回が一連の連続授業の最終回です。西浦先生には最後まですべての班がデータ解析ができるまで丁寧にご指導いただきました。各チームとも新たな謎も含めてなにがしかの結論を得ることができました。ありがとうございました。

画像を見比べて気づいたことを述べ合います。
懸命な解析作業
画像から見えている色の分布は物質の分布です。この図が得られるために天体の成り立ちから考えます。
 
1年次生Oくんの渦巻き銀河の解析結果
腕に活動的な領域が現れました。さらに腕の先に謎の天体も見えてきました。
 
2、3年次生合同チームの惑星状星雲の解析結果
普通の画像と比較するとこれが蛍光灯と同様の仕組みで光っていることがわかりました。
 

3年次生チームの超新星爆発残骸の解析結果
水素、酸素、イオウを色分けしてみると複雑な物質の分布が現れました。
(データは西浦先生がお持ちの東京大学木曽観測所105cmシュミットカメラ+2KCCDによるものを使わせていただきました。)
2016 8/12-13 ペルセウス座流星群観測
 今夜はペルセウス座流星群の極大の夜です。夏休み後半の活動の始まりです。
 月が夜半過ぎに沈んでからは条件が最良のはずですが、雲が多く難しい観測になりました。

 
 記録を残すことは重要ですが・・・・。
 時間帯カウント数
雲量
 0時 9  9
 1時 0 10
 2時 0 10
 3時 0 10
2016 7/16 画像解析教室 その2
 西浦先生(東京学芸大学講師)による天文学講座の3回目を実施しました。今回は天体の色は何かをテーマに、特定のイオンが出している色のみ観測できる装置を使ったデータを処理しました。
 西浦先生にはいつも貴重なお時間を割いて講義をしていただいています。ありがとうございます。
 
 女子のグループが取り組んだ、M51です。

赤い部分は水素イオンの光をとらえています。
(データは西浦先生がお持ちの東京大学木曽観測所105cmシュミットカメラ+2KCCDによるものです。)
2016 6/27 M33画像処理完!
 3年次生の柴崎君が1年半の画像処理を経て完成したM33です。200枚にのぼる画像を処理しています。ご堪能ください。


正直、学校の機材でこんなにすごい画像が得られるとは思いませんでした(顧問)。
2016 6/14 大学の先生による天体画像解析教室 その1
 天文部では、東京学芸大学自然科学系講師の西浦慎悟先生に天文に関する科学的サポートをいただいております。今回は天体画像から科学的なデータを得るための画像処理について教えていただきました。後半の実習では、東京大学木曽観測所で得られたデータを使って、惑星状星雲や銀河の画像処理をしました。
 西浦先生にはご多忙中のところ、私たちのためにデータやテキストの用意をしていただきました。お礼申し上げます。
 
前半は講義、後半は画像処理実習です。きれいな画像が現れました。
今後はこのようにして得られた画像からどんなことが見えてくるのか、科学的な議論を深めていく予定です。
2016 6/10-11 終夜観測
 夏至の10日前の観測です。梅雨になってから観測できることも少ないです。ただし、夜半前は雲が多くて、なかなか思うようにデータがとれませんでしたが、夜半ごろに快晴となり変光星のデータや惑星の画像が得られました。1年生も参加して3年次そろってのはじめての観測となりました。

1年次生が初めての挑戦で撮った土星
2年次生がスマホのカメラで撮った木星と4大衛星
2016 6月の活動
 天文部では初めての試みとして、撮影した動画からレジスタックスというソフトを使って惑星画像を処理してみました。試験的に撮影した木星です。望遠鏡は13cmです。間接法で拡大撮影しています。

 再接近から3日後の火星です。これはレジスタックスを使わずに処理したものです。

 部員の感想:今回このソフトを使ってみて、煩わしい位置合わせもいらず非常に便利だと思います。ただ、英語版しかないので、英語と格闘しながらになりますが・・。
2016 5/4-5 終夜観測
 春の嵐が通り過ぎて、春にしてはとてもきれいな空に恵まれました。木星の衛星や球状星団、火星の拡大撮影、自作分光器のテスト観測など行いました。これまでほとんど観測例がないさそり座やいて座周辺の天体も撮ることができました。

いて座のガス星雲M8
さそり座のM4 大きな球状星団です。

火星 最大限の拡大撮影にチャレンジ

自作ファイバー分光器のデータ
2015 秋の観測シーズン到来
  放課後暗くなるのが早くなり、ようやく放課後の観測活動ができるようになりました。天気がよければ、週1,2回のペースで望遠鏡などを出して星を見たり写真撮ったりしています。

望遠鏡のセッティングを先輩から習っているところ
あれなあに(やらせっぽいですが、ちがいます・顧問)
2015 9/5,6 豊高祭プラネタリウム公演
 豊高祭ではプラネタリウムを公演しました。365名の方にご来場いただきました。中には2日間おいでいただいた方や毎年見ていただいている方もいらっしゃって、部員一同とても感激しております。ありがとうございました。
 また、夏休み中の部活動体験に参加してくれた中学生のある方から差し入れをいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
 
2015 7/26-27 終夜観測
 日曜日ではありますが、星食という珍しい現象が見られるので、この日にあわせて終夜観測を実施しました。

1年次生のMさんが撮ったもの。左には星が写っていますが、右にはありません。2枚の写真の時間差は3秒です。

 星食とは、恒星が月の運動によって月の背後に回った瞬間、ぱっと消えてしまいます。今回はてんびん座の4等星が隠される現象で、カメラで撮るには月が明るく、星が暗いのでうまくとれるか危ぶまれたのですが、2台のカメラで動画を、1台のカメラで制止画を撮ることに成功しました。4人の部員が望遠鏡を使って肉眼で観測することができました。計7台の望遠鏡と1台の双眼鏡を使用しました。一人の勇者が時計係として(この人には星食は見えません)、時刻を秒単位で読み上げながら、消えた時刻を観測しました。あらかじめ、緯度経度の情報を使って、入間市での予定時刻を計算したら、21時36分42秒と求まりました。4人の生徒の観測時刻は36分41秒だったので、予報よりも1秒早いという結果になりました。部として組織的に観測行動でき、とても満足できる観測結果となりました。
2015 4/27-28 終夜観測
 今年度2回目の終夜観測になりました。今回は新入部員の機材操作練習が主な目的になります。2,3年生が主導してセッティングから天体導入まで教えました。木星や金星を使って導入練習をしました。


中天の金星のスペクトル。青がはっきり見えています。

沈みそうな金星のスペクトル。青が見えないです。赤くなっているのがわかりました。


木星の拡大です。本校の機器の限界に挑戦したものです。模様がよく写っています。

土星の拡大撮影です。

新入部員の感想】
・最初望遠鏡の組み立てを思い出すのに戸惑いましたが、組み立てた望遠鏡で見た木星は衛星まで見えてきれいだったし、土星のリングをみれたのは嬉しかったです。大勢で見るのは楽しいです。
・望遠鏡の扱いや星の解説が楽しかったです。

・初めて参加して望遠鏡の使い方など先輩方に教えていただき、土星を見るところまでできるようになりました。わっかが見えたことにとても驚きました。
・望遠鏡の使い方や様々な星を知ることができました。先輩たちと仲良くなることもでき楽しかったです。自分の力で挑戦できるようがんばります。
・今回いろんな星を望遠鏡で見ることができてよかったです。先輩方が教えてくださったので使い方を少し理解することができました。次は少しでも使えるようになっていろんな天体をみたいです。
・今回、流星は見えませんでしたが、月没をみれたので感動的でした。
・望遠鏡の使い方がだいたいわかりました。まだ完璧ではないので、先輩方を見習って覚えていきたいです。
・望遠鏡の使い方を教わったり、空を眺めたり、中でお話しして楽しく過ごしました。
・寝ないで星を追いかけることは大変だと思いました。

2015 4/17-18 終夜観測
 新入生を迎えて初めての終夜観測です。宵の口は曇っていましたが、だんだん晴れてきて木星や土星を楽しむことができました。また、23:35から23:40分までの5分間、木星の衛星イオの影によるガニメデの金環食(相互食といいます)を捉えることができました。
 23:06 金環食前の様子
 23:39 金環食でガニメデが暗くなりました。
 23:43 復活しています。
観測参加3日目のYMくんがFくんやSくんの支援を受けつつここまでがんばりました。

新入部員の感想:私は小学校の時から宇宙に興味を持ちはじめ、豊岡高校を選んだのも天文部に入部したいからでした。終夜観測をしてみてすごく楽しかったです。小学生の時から大好きな宇宙についての活動ができたのでいい終夜観測になりました。
2015 3/13-14 終夜観測
 学年末考査も終わって一段落、今日は久しぶりの終夜観測です。1,2月は1年次生、2年次生とも研究発表の準備に追われ、観測ができませんでした。空は春になってきましたので、あまりきれいとは言えませんでしたが、なんとか一晩晴れてくれて、観測の練習になりました。

完全な下弦の月

NGC3675という銀河 (初のNGC天体撮影)
2014 9/22 銀河群の画像処理完成
 夏休みに兵庫県立大学の西はりま天文台で観測した銀河群の撮像データの画像処理が終わりました。口径2mのなゆた望遠鏡による画像です。文化祭後こつこつと進めていて、今日出来上がりました。いきをのむような圧倒される美しさです。
 このデータから果してどんなことがわかるのか、これからが楽しみです。

撮影 西はりま天文台観測隊  
画像処理 2年次生山本くんの指南で1年次生Sくんが完成させました。
2014 5/24 きりん座流星群観測成功(天文部)
 天文部は歴史上初めて現れたきりん座流星群をとらえることに成功しました。予報ではピークは16時ということでしたが、FMラジオを使った観測で18時30分ごろたくさん流星が現れる現象を捉えました。その後暗くなってからは屋上で肉眼での観測を行い、ゆっくりと北から南へ流れる姿を見ることもできました。ピークが予報よりおそくなったことといい、確認できたたった一個の流星が雲の間を流れ多くの部員が目撃できたことといい、今回はとてもラッキーだったと思います。
 

左 FM電波観測のためのアンテナを設置しているところ
右 肉眼での観測は寝転がって行います。赤いライトは記録を書くために使います。

 時間帯エコー
(小さな流星) 
 ロングエコー
(大きな流星)
 18:00-18:10 0
 18:10-18:40 1
 18:40-18:5013 2
 18:50-19:00 4 3
 19:00-19:10 0
 19:30-19:40 2 0
 19:40-19:50 0
 19:50-20:00 5 1
 18:00以前はほとんど現れませんでした。 
 (エフエム秋田 82.8MHzを使用)
SN2014Jの記録
 銀河M82に現れた超新星の本校での観測状況をお知らせしています。画像が多くなってきましたので、抜粋して掲載しています。また、画像は明るさ調整やガンマ補正、縮小、切り取りの処理をしたものです。
 等級は画像データから一通りの処理をして解析してみた見かけの等級です。超新星のすぐ下の恒星の10.0等を基準にしています。今のところ、2/1前後に最大光度に達したと判断しています。未解析画像のデータ解析中です。
 
  2/21 19:15ごろ
 日が落ちる時間がだんだん遅くなって、観測も遅くなってしまいます。ひとまず観測はこれで休止します。銀河の中に消えていくように暗くなっています。肉眼で観察しましたが、ぎりぎりの明るさでした。今度観測するときはどうなっているでしょうか。
 
  2/18 19:00ごろ
  どんどん暗くなります。観測初日と同じぐらいでした。
 
  2/16 19:00ごろ
 またしても大雪です。雪かきをしての観測です。満月に近い月がありましたが、銀河も一緒に写りました。
 
 2/12 19:00ごろ 10.7等
 部活動で観測可能な時間帯に晴れて久しぶりに観測できました。確実に暗くなっています。 
  
  2/5 19:00ごろ 10.5等
 雲が絶え間なく流れてきて、ひやひやしながら撮りました。もっとも、気温も低かったのでなかなか大変でした。望遠鏡設置場所を確保するため、前日の雪を除雪しての観測でした。部員はほんとによく頑張ってくれています。
 
  2/2 18:40ごろ 10.4等
 春のような温かい夕方で観測も楽でした。そろそろ最大光度でしょうか。
 
 1/31 19:20ごろ 10.4等
 乾燥した透明度の高い空でした。バックが青くなっています。
 
 1/30 19:00ごろ 10.5等
 また、明るくなったような・・・。
 
 1/29 18:40
  解析するには質の悪い画像でした。
 
 1/28 18:40ごろ 10.7等
 薄雲が空にかかって、余りよい条件とはいえませんが、とらえることはできました。
 
 
1/27 18:50ごろ 10.8等
 もやがありましたが、以外とよく写りました。観測初日のものと比べると明るくなっています。
 
 1/26 19:30ごろ 10.8等
 この日はとても寒くて観測はつらかったですが超新星は撮ることができました。
 
1/24 19:30ごろ 11.0等
 M82に現れた超新星の観測に成功しました。この日はこの天体だけにポイントを絞って観測活動をしました。超新星を私たちの自前の機材でとらえることができたのははじめてのことです。21cm反射望遠鏡使用。