お知らせ

第59回高校総体埼玉県予選会

2023.5.1013 熊谷スポーツ文化公園)

 

  女子800m入賞! 

 自己ベスト更新7種目!

  女子 800m 7位 田口 彩葉  2’18”45

       (埼玉県選手権出場標準記録突破)

 決勝進出まであと1歩

  男子 4×100mR 第9 

  女子 4×400mR 第9

 

今大会も前日に卒業生が駆けつけてくれ、部員たちの士気を高めてくれました。昨年はこの大会で優勝を含む6種目の入賞があり、後輩たちも先輩に続けと、意気揚々と大会に臨みました。

 初日、女子1500mの田口は予選突破とはいきませんでしたが、地区大会からの好調を維持したまま大幅ベスト更新。男女の4×100mRは、ともにチーム記録を更新。男子は準決勝で全体9位、決勝進出を惜しくも逃しましたが、成長を感じられるレースをしてくれました。

2日目、男子100mの上田・小寺は、向かい風のレースに悩まされ本来の力を発揮することができませんでしたが、女子100mのサイグサは準決勝まで進出し、次回につながるレースをしてくれました。昨日の男女の1500mに続き、男女の800mに出場した奥、田口はそれぞれ順当に準決勝へ進出しました。

 3日目は厳しい一日となりました。故障による欠場や、インターフェアによる失格など歯車がかみ合いません。しかし、そんな中でも男子800mの奥が準決勝で自己ベストを更新、田口は堂々としたレースを展開し、自己ベストの更新と入賞を果たしました。惜しくも関東大会は逃しましたが、レースを重ねるたびに状態が良くなり、さすが3年生と思わせてくれました。男子4×400mR(羽山・上田・奥・小寺)では、上田は47秒台、小寺は49秒台とラップベストを大幅に更新し、個人種目の雪辱を果たしました。

 4日目、女子4×400mR(村山・田口・大野・サイグサ)では、全体で9位と惜しくも決勝進出を逃しましたが、大野・村山が大幅なラップベストを更新。二人はこの一年で大きく成長しました。三段跳の羽山は追い風2.1mで非公認でしたがベスト記録を超えるジャンプ。個人種目初の県大会で力を発揮してくれました。円盤投の綿貫も初出場の県大会でベストを更新しました。

今大会は、一歩、0.1秒、一人に泣かされる場面がありました。痛みを抱えながら戦わざるを得ない者もいました。苦しい戦いが多かったですが、サポート組の成長も見られました。また、人として一回り逞しくなった者もいます。思い通りに行かないことも、苦しいこともありますが、小さな成長、最後までしぶとく戦う、こんなことを大切にして今日からまた練習していきたいと思います。

豊岡高校陸上競技部の次なる目標は、6月末に開催される埼玉県選手権で関東選手権の出場権を獲得することです。

準決勝で先頭を走る田口さん

          全部員による円陣