豊高校長室だより

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【豊高校長室だより】「豊高手帳」を活用しよう!

 三者面談期間が終わり、期末考査まで2週間ほどに近づいてきました。

 あらためて「豊高手帳」を活用してほしいと思います。毎日のスケジュール管理はもちろんですが、振り返りや学習時間の記録スペースなど本校独自の工夫が詰め込まれている手帳です。もっと活用したいものです。スケジュール管理などはスマホでという人も多いと思いますが、アナログの手帳は全体を把握することに優れています。

 学習した内容を定着させる一番の方法はアウトプットすること、つまりほかの人に向かって発表したりして考えていることをことばにして自分の外にいったん出すこと。手書きなどアナログのよさは、書くことで考えをアウトプットすることにあります。また、紙の手帳はスマホと違い暗いところはちょっと苦手だが電池切れの心配なし。

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【豊高校長室だより】受験勉強と学校の授業は別?

 先週から三者面談を実施しています。お忙しいところ、またお暑いところ、ご出席いただきありがとうございます。この時期、結果によっては部活動のほうは後輩に譲り受験勉強モードに入りはじめています。

 こんな話を聞きました。「受験勉強にシフトするから学校の授業は赤点を取らない程度に」

 焦りもあるでしょうからそう言いたくなる気持ちもわからないではありませんが、これは誤りです。有名予備校の講師に直接聞いた話ですが「塾や予備校での受験勉強と高校の授業を切り離すのは間違い。高校の授業をマスターしていることが前提で、初めて予備校の講義で解法を説明できる」とのこと。

 わたくしは、受験勉強は「水を流しながらザルにテープを貼っていく作業」だと思っています。最初は貼っても貼ってもテープははがれて流れてしまいます。それが少しずつザルの目がふさがれて水(学習内容)がたまっていくようになります。続けていくと、あるところから急に水がたまりはじめ(内容がわかるようになり)ます。

 まずは学校指定の問題集などを最後まで仕上げるのが近道。受験勉強と並行して、授業の進行に合わせて1週間に1度くらい見直すペースで取り組み、内容を定着させてみてはいかがでしょうか。

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【豊高校長室だより】豊高の先生を、もっと「頼って」みよう!

 きょうから三者面談期間が始まります。お忙しいところ、またお暑いところ、ご出席いただきありがとうございます。

 さて、生徒に配布した6月8日付の「進路だより」に、こんな一節が載っていました。「我々教師は勉強のやり方を君たちに教えるのも仕事です。勉強の仕方がわからない人はぜひ先生を頼ってください。」

 これはそのとおりでして、たとえば入試問題などで解けないと悩んだとき、先生に質問をする一番のメリットは「(見慣れない公式や解法を使うのではなく)ふだん学習する解き方で作れる解答」を聞くことができること。

 授業担当の先生だけでなく、別の先生に質問してみるのもおすすめです。先生によって説明のポイントが違うのでいろいろな角度から考え直せると思います。

 豊高のある先生はパソコンに大量の問題ストックを持っていらっしゃいます。印刷して重ねれば校舎の高さくらいは軽く超えてしまうんではないでしょうか。

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6月8日(火)体育祭閉会式講評

 おつかれさまでした。最高のパフォーマンスをつぶさに見ることができました。まずは、この体育祭にあたり企画、朝早くから準備にあたってくれたみなさんに感謝申し上げます。残念ながら保護者の方々においでいただくことはできませんでしたが、記録に残してくださったPTA広報の役員の方々、卒業アルバムのカメラマンの方々、写真部や広報の先生方に感謝したいと思います。体育科の先生方はじめ関係部活動のみなさんなど大会運営にかかわってくださった方々にお礼申し上げます。

 クラス対抗リレーを初めて見ましたが、「呼び物」にふさわしい競技でした。全員リレーは43人のリレーという大変な競技でしたが、それだけに団結力が高まったのではないか。応援が気持ちよかった。整然として「ヒートアップしつつ温かい感じ」というと日本語として変ですが、そんな感想を持ちました。自分のことのように声援を送る、すばらしいです。

 体育祭も「祭り」ですが、もともと「(神や仏を)祀(まつ)る」ということで、五穀豊穣を願う、収穫に感謝するということでした。今回の体育祭では「収穫に感謝」というより、生徒の新しい面が見えたなど、体育祭からの「収穫」が多かったものと思います。開会式でお話しした「と・よ・こ・う」を引き続き続けてもらえればありがたく思います。

 おかげさまですばらしい体育祭になりました。ご近隣の方々には一日お騒がせしましたが、高校生の熱気に免じてお許しいただき、関係のみなさまに重ねてお礼申し上げ、講評とします。

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6月8日(火)体育祭開会式での校長あいさつです

 すでに熱戦を繰り広げているところですが、先週金曜日が雨になりましたので、延期され足掛け二週間の大会になりました。コロナ状況下で規模は縮小していますが、「二週間」ですから気持ち的には「全国・世界大会クラスの大会」だと思って競技に臨んでください。

 開会にあたり、二つお話しします。

 運動部の大会をはじめ文化部でもこの時期は合唱祭や吹奏楽祭などが行われるのですが、さまざまな大会が中止になったり出場しないよう指示があったりして、窮屈な形をとらざるを得ないことも気がかりです。その中でアーチェリー部と陸上部が関東大会に進出、アーチェリー部は先週の土日に神奈川・大磯で関東大会に出場、健闘しました。陸上部はこのあと19・20・21日に神奈川・川崎の等々力で北関東大会にのぞみます。拍手を贈り両部の活躍を讃えたいと思います。(拍手)

 さて、この2か月、みなさんを見ていて、みなさんは「豊高」だと感じました。すなわち、

 豊高の「と」は、「遠くを見据えて」の「と」

 豊高の「よ」は、「陽気に明るく」の「よ」

 豊高の「こ」は、「コツコツ地道に」の「こ」

 豊高の「う」は、「上を目指す」の「う」

 「遠くを見据えて陽気に明るく、コツコツ地道に上を目指す」生徒だということです。「豊高」のよさを引き続き追求してほしいと思います。

 このあと暑くなるようです。今年は何といっても感染予防、健康が大切ですから、水分補給や体調管理に留意し、体調変化のサインを感じたら休憩する、密を避けるなど健康第一の行動をとってください。引き続き、熱戦を期待しています。

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【豊高校長室だより】目立たない梅の木と発音

 

 目立たない場所なのですが、校内に梅の木があります。6月に入り、この時季を「梅雨」というくらいですから、実がたくさんついています。梅の木の足元に、たくさんの実が落ちています。梅干しなどに加工できればいいのですが、もったいない。聞いてみると、「生理落果」という現象だそうで、実がつきすぎると、木自身で実を落としてバランスをとるのだそうです。初めて知りました。
 ところで、目立たないながら「うめ(梅)」の「う」の発音についても(方言にもよるので、この近隣では)一通りではないのです。
 くちびるを丸めて「ウ」と発音していると思っている人もいるかもしれません。実際にはくちびるは丸くなっていません。むしろ「ンめ」と書いたほうが近いのでは。「_め」(〈_〉は実際に発音せずくちびるを閉じるだけで「空白の一瞬」にする。)でも違和感なく伝わるはず。学校の近くに航空自衛隊の基地があります。「こうくう(航空)」には「う」がふたつ出てきますが、「こ」のあとの「う」と「く」のあとの「う」は、「うめ」の「う」とも異なる発音になっていること、お気づきですか?

ウメの実がついています

 

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【豊高校長室だより】あすから中間考査

 あすから中間考査が始まります。1年次生にとっては高校での最初の考査です。中学校の時と同じようにはいかないかもしれません。まずは一つ一つ山を確実に越えてほしいものです。
 3年次生は、日ごろの授業のまとめである考査とともに、進学のための準備にも気を抜けません。きょうも進学補講が開講されていますし、このあとすぐ模試も予定されています。
 自習用に開放している教室のほか職員室前の廊下に個別学習ブースの机(キャレル)が準備してあり思い思いのやり方で勉強しています。

明日から中間考査

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【豊高校長室だより】ことし100年の「彰義隊遭難者の碑」

 校門わきに「彰義隊遭難者の碑」(入間市指定文化財)があります。1921(大正10)年に建てられたものと聞き、今年で100年ということで豊高との縁を感じ調べてみました。

 「彰義隊」というのは、幕末、将軍徳川慶喜を警護するため、渋沢成一郎らによって結成された武士隊です。埼玉出身の渋沢栄一が話題になっていますが、成一郎は栄一のいとこにあたります。

 事件は、1868(慶応4)年3月、彰義隊の隊士の一派が村に千両の軍資金を出すよう要求、村人たちは無茶な要求をする隊士たちをニセモノと考え要求をはねつけたことから刃傷沙汰となり、隊士たちが殺害されたということです。

 碑はのちの彰義隊隊長でもあった本多晋(ほんだ・すすむ)が事件の供養のため建てたもので、村人が供養のために建てたお地蔵さまと並んで立っていたようですが、お地蔵さまのほうは市内の寺に移されています。

彰義隊遭難者の碑

 

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【豊高校長室だより】旬の食材がおいしい。ごちそうさまでした。

 コロナ禍でなかなか難しい調理実習ですが、目標と感染防止とを両立させるとなると、いかに手際よく段取りを考えるかも大事なことだと思います。今日の実習では欠席者がいたそうで、旬のたけのこを味わう献立のお福分けが届きました。たけのこご飯、たけのことわかめのお吸い物、ほうれん草のごま和えという季節らしい三品をいただきました。ご飯は筍に味がしみ込んでいて、丁寧な下ごしらえを感じました。おこげも香ばしいです。お吸い物も丁寧にだしを取っていることを実感、たけのこの味を引き立てています。目からも季節を感じる彩りでした。

旬のたけのこを使ったお膳

 

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【豊高校長室だより】すごいぞ!佐藤 拳太郎選手(豊岡高校65回・所沢市出身)が陸上・世界リレー大会男子1600mリレー銀メダル

 新聞などの報道によると、豊高陸上競技部OB・佐藤 拳太郎選手(豊岡高校65回・所沢市出身)が、2021年5月ポーランド・ホジュフで行われた「陸上・世界リレー大会男子1600mリレー」の第3走者として登場し快走、日本は3分3秒45で銀メダルを獲得。日本にとってオリンピック、世界選手権を含めた主要国際大会でこの種目初の「表彰台」の快挙、佐藤選手は3走として順位を上げその立役者となった。東京オリンピックでの豊高の先輩の活躍を期待しよう。

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【豊高校長室だより】小林駿介先生(豊岡高校3回・入間市出身)が、2021年3月「日本学士院賞」を受賞!

 本日、豊高の同窓会長さんが学校にお見えになり、豊高同窓生である小林駿介先生(高校3回・入間市出身)のお話をうかがいました。2021年3月、日本学士院賞を受賞されました。受賞の業績は「液晶の物性解明と高性能液晶ディスプレイの研究」とのこと。学術研究への賞としてもっとも名誉ある賞です。生徒や中学生の皆さんにより身近な業績として、1972年に日本で初めて液晶ディスプレイを実用化につなげたことが挙げられます。スマホをはじめ、パソコン、タブレットから時計、テレビ、カーナビに電車の案内表示…と数え切れません。これらの世界的な普及のためには高性能でありかつ不良品を出さずに大量生産できることが重要。情報化社会と言われて久しいですが、豊高の先輩の研究が大きく寄与していたのですね。

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【豊高校長室だより】5月5日は立夏、生徒も頑張っています

 きのう5月5日は「こどもの日」。学校近くでもお菓子屋さんがにぎわっていました。おりしも立夏、暦の上では夏になりました。この連休中、雹(ひょう)が降ったりもしましたが、全体としては天気にめぐまれました。部活動でも制限が続く中ですが、いくつかの種目で大会が行われており、その成果はこのホームページでも紹介しています。軽音楽部生徒のテレビ放送があったりと、頑張る生徒の様子が伝わってきました。とはいえ、感染者数が高止まりしている現状から、このままいくと去年のように分散登校になってしまうかもという危機感もあり「せっかくの連休なのに」とうらめしく思った人は多かったかもしれません。

 5月は「さつき(皐月)」なので、この時期の晴天を「さつき晴れ」ということがあります。もともとは旧暦の5月、少し時期が下がった雨続き(梅雨)のことを「さみだれ(五月雨)」というところから「梅雨どきの貴重な晴れ」を指すことばですが、いまではさわやかな陽気を指すことばとしてもつかわれるようです。

 

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【豊高校長室だより】生徒をほめていただきました

 ご近隣にお住まいの方がわざわざ窓口にお寄りくださり、生徒をほめてくださいました。重い荷物を持ってくれたこともあったそうで、うれしかったとのこと。お聞かせいただき、ありがとうございました。

 県大会進出、関東大会進出など部活動の活躍もあちこちから聞こえてきました。先週には咲いていなかったバラが咲き始めました。

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【豊高校長室だより】図書館に他校の蔵書が届く!

 前任校では、図書館で本を借りて読むことが多かったのですが、豊高の司書さんから「前任校で読んでいた本の続編が出ましたが、取り寄せますか?」とのお話。意外だったので聞いてみると、「入間地区の図書館ネットワークがあり、豊岡高校に届きます」とのこと。お言葉に甘えて取り寄せてもらいました。
 このネットワークには公立高校だけでなく盈進学園東野高校も加わっているそうです。本校にない図書も取り寄せてもらうことができますし、リクエストもできます。生徒のみなさんもぜひ図書館を活用してもらいたいものです。

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【豊高校長室だより】「夏も近づく八十八夜」の「も」

 豊岡高校のある入間市周辺は狭山茶の産地です。校門前の道路に「新茶」ののぼりが立ちました。茶摘みの季節です。「夏も近づく八十八夜」といいます。立春から八十八夜、ことしは5月1日にあたります。日に日に夏めいてきます。

 ところで、「夏も近づく」の「も」とは?

 「きょうもいい天気だ」の「も」には「きのうも」(いい天気)と対比し、「同じように」という意味を表しています。「猿も木から落ちる」の「も」には普通を超えた特別なもの(木登り能力)を持つものの代表として「猿も」と言っています。

 「夏も」の「も」は、同類のもの(ここでは春夏秋冬という季節)から「夏」を特に取り立てて強調する意味があるようです。口論を仲裁するときなど「おまえもおまえだ」といいますが、ほぼ同じ意味でしょう。

夏も近づく八十八夜

 

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【豊高校長室だより】横断歩道では、おとなもこどもも「手を挙げて」

 4月16日(金)入間市交通安全対策推進協議会の会議に出席してきました。入間市では令和2年の一年間に幸いにも交通事故による死者はなかったそうですが、389人の負傷者があったとのこと。令和3年にはいってすでに103件の人身事故が(15日(木)現在)起きているそうです。狭山署の交通課長さんは「横断歩道では、おとなもこどもも『手を挙げて』運転者に横断の意思を伝えることが大事」とおっしゃっていました。4月6日から15日まで令和3年春の全国交通安全運動が行われてきましたが、交通安全運動期間でなくても気を付けて。

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【豊高校長室だより】意外な応援団?が出没

 4月11日(日)野球部の春季大会が行われ、飯能市営球場に応援に行きました。保護者のみ入場可、感染防止対策を取ったうえでの応援ということでした。試合開始前、応援席からどよめきが起こっているので何かと思ってみたら、三塁側後方の山にイノシシが球場を見下ろしています。意外な応援団の出没でした。「猪突猛進」とあやかりたいところでしたが。

意外な応援団が

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【豊高校長室だより】4月9日(金)1年次生のオリエンテーションがスタートしました

 昨日入学式をすませた1年次生は、きょうからオリエンテーションにはいりました。教務部、生徒指導部、保健室、進路指導部などの説明を受け、生徒会のオリエンテーション、部活動の活動説明と仮登録など、盛りだくさんの一日だったことと思います。各クラスとも校内案内で校長室の前を通りかかった時に、さっそく声をかけてくれました。校長室ドアが開いているときはいつでもウエルカムです。気軽に声をかけてくださいね。

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豊岡高校の「不易と流行」(令和3年4月8日・第76回入学式式辞)

 風に舞う花吹雪が目に眩しく、ここ入間の地も、風が初夏の香りを運んでくるのを感じる季節となりました。このよき日に埼玉県立豊岡高等学校第76回入学式を挙行できますことを喜びたいと思います。

 ただ今、入学を許可いたしました318名のみなさんは豊岡高校創立百周年の節目の年を経て、新たな未来を創る一期生となります。心より歓迎いたします。みなさんは、中学校生活集大成となる年に緊急事態宣言による休業に加え修学旅行や部活動大会の中止など、これまでなかった不自由な生活を余儀なくされました。みなさんも進路選択に悩まれたことと思いますが、そんな中でも折れずに努力し、今日晴れてこの日を迎えられたことに、重ねてお祝いを申し上げます。

 保護者のみなさまに、お子様のご入学を心よりお慶び申し上げます。

 みなさんには、ここまで見守ってくれた保護者の方々、ご家族、お世話になった方々へ感謝の気持ちを、できれば言葉で表してほしいと思います。そして、これからの三年間、思う存分勉学や部活動に励んでください。これまで百年以上にわたり社会を支えている二万五千名もの卒業生も見守ってくれています。

 さて、学校の目指すところには不易と流行があります。

 豊岡高校の不易は、校訓である、「進取、自立、勤勉」に裏打ちされた質実剛健の校風、足が大地に着き、押されようがびくともしない力をつけた文武両道に秀でた人材の育成です。

 流行としては、これから時代は、これまでの当たり前が、当たり前でない世界になっていくはずです。こうあるべきとか、こうするべきとかいう、凝り固まった古い価値観を破り、バランス感覚、柔軟な思考と行動力を身につけた地域のリーダーを育成することです。グローバル社会といいますが、国際化が進んでいるのは実は「足元」です。興味を持った学問を足掛かりに脳に大いに汗をかき、足腰を鍛える高校生活を楽しんでください。

 これまでと異なり、忙しくなるはずです。人が「第二の誕生」を迎える高校時代に悩みはつきものですが、一人で抱え込み闇のような気分にならないためにも「自分の居場所」を持つことをお勧めしたいと思います。

 この入学式に際しみなさんを迎える教職員の思いは熱く、刻々と変わる状況の中でさまざまな準備を進めてきました。きょうから保護者のみなさまと緊密な連携を図りながら教職員一同、高校76期生の心身ともに確かな成長を支援してまいります。これをご縁に本校へのご支援とご協力をお願い申し上げます。

 結びにみなさんが、三年後の卒業式で、豊岡高校を選んだことは正しかった、豊高に入ってよかったと感じ、希望の進路を切り開き、力をつけて羽ばたいていってくれることを期待して式辞といたします。

  令和3年4月8日

                    埼玉県立豊岡高等学校長 内田 正俊

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