日誌

放送による1学期終業式での校長講話を紹介します

おはようございます。校長の町田です。

新型コロナウイルスに翻弄された1学期でした。家で課題に取り組むことが中心の臨時休業期間、学校再開後も制約を受けながらの学校生活と、ストレスが多くすっきりしない1学期間だったと思います。それでも、皆さんよく頑張り、活気のある学校が戻ってきました。本当に嬉しいことです。 

運動部活動によってはこれから独自大会が開かれ、文化部も2学期当初に発表ウィークを設けますので、限られた活動機会ではありますが、はつらつと精いっぱい自己表現をしてもらいたいと思います。 

ただ、再び感染拡大の危険が高まっている今、明日からの夏休みを皆さんがコロナに感染することなく健康に過ごしてもらえるか、学力向上と進路実現に向けた勉強や準備がしっかりできるのか心配です。感染予防のマスク着用、手洗い、ソーシャルディスタンスは改めて徹底をお願いします。 

さて、本来なら、1週間前の24日、東京オリンピックが開幕する予定でした。この日のイベントに、聖火を手に登場した競泳の池江璃花子選手。自ら白血病と戦うアスリートから発せられた言葉には感動させられました。

彼女は、医療従事者への感謝とともに、「逆境からはい上がっていく時にはどうしても、希望の力が必要です。希望が遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても前を向いて頑張れる。」と述べました。

彼女は、東京オリンピック・パラリンピックの1年後の開催希望について語ったわけですが、私は、この言葉は、コロナに限らず大変な状況にあるすべての人を勇気づける言葉になったと思っています。 

皆さんにとっては、夢の実現という険しい道のりが目の前に待っています。では、夢の実現には何が必要なのでしょう。 

ソフトバンクグループの会長 孫正義氏は、ある番組の中で高校生に向けてこんなことを言っています。 

「若いということは、無限の夢があって、自分の持った夢に、自分の人生は概ね比例する結果を生む。/やっぱり夢はできるだけでかい夢を持った方がいいんじゃないかというのが、一つのアドバイス。/もう一つは、夢を達成できる人とできない人の唯一の違いは、その夢をどのくらい心の底から達成したいと思うか。すごい強い決意をし、その夢の達成に向かって、恐ろしいまでの情熱で努力したかと。/どんな夢であれ、夢を描くのが自分自身に対するビジョン。/『そうは言うけど現実はこうだから』、『夢物語ばかり語ってもダメ』、『とりあえず目先の現実を踏まえて』とか言っている人ほど、その現実の世界から逃れられないまま人生が終わる場合が多い。/現実が厳しいからこそ、自分の夢を、人生に対するビジョンを、僕はしっかり持つべきじゃないかと。/志高く。」 

夏休みは、自分の夢や進路についてじっくり考えるよい時期です。1,2年次生は上級学校や職業を調べたり、本を読んだりしてください。3年次生は自分の目標を確認し、心の底から達成したいと思って全力で準備を進めてください。 

最後に、夏休み中はくれぐれも感染防止対策を怠らず、交通事故に遭ったり起こしたりしないように、また、SNSの使用には情報モラルと思いやりの心に気を留めてください。例年より短い夏休みですので、密度の濃い毎日を送ってくれることを期待します。