豊高校長室だより

2021年10月の記事一覧

【豊高校長室だより】2021/10/30 正門前の歩道にツツジ

 毎朝、登校時に校門のあたりに立っています。そろそろ11月、秋も深まってきましたが、豊高正門前の押しボタン信号のあたり、ツツジが咲き始めました。ツツジは初夏の頃たしかに咲いていました。日当たりがよいところですが、このところ寒い日があり、春から夏になったと花も勘違いしたのでしょうか。

10月末 歩道にツツジ

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【豊高校長室だより】2021/10/27 きょう10月27日は「文字・活字文化の日」

 きょう10月27日は「文字・活字文化の日」にあたります。きょうから2週間は「読書週間」として、図書館はじめ書店などでもイベントが行われるようです。通勤の電車でも本や新聞を読む人が少なくなった実感があります。2005年7月に、図書館の充実や学校での言語力を養う教育の充実などを規定した「文字・活字文化文化振興法」という法律が施行され、この日を文字や活字文化に親しむ日としました。

 本校の図書館は現在あいにく工事中のため(仮)図書館になっていますが、授業の合間にぜひ立ち寄ってほしいです。また、本校からほど近い入間市立図書館も豊高生(市内在学生)なら入間市民でなくても利用できます。読書週間をきっかけに、本の世界に親しんでみませんか。楽しいですよ。

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【豊高校長室だより】2021/10/22 入間市内高校4校による「まるひろ文化祭」

 10月20日(水)~25日(月)まで、丸広百貨店入間店を会場に市内の高校4校(豊岡高校、入間わかくさ特別支援学校、狭山ヶ丘高校、東野高校)文化部による「まるひろ文化祭」が開催中です。写真、書道、イラストなどの展示のほか、23日(土)・24日(日)には豊岡高校、狭山ヶ丘高校による吹奏楽、合唱、ダンスの発表も予定されています。本校では本日まで考査でしたので、あす23日(土)・あさって24日(日)を中心に参加します。お立ち寄りいただければ幸いです。

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【豊高校長室だより】2021/10/21 中間考査が始まりました。

 10月20日(水)より中間考査が始まりました。生徒たちはこれまで分散登校など学習にも条件を強いられていますが、3年次生には校長室に質問に来る人もいて、あちこちで自習する姿も見られ、がんばっている様子が伝わってきます。

 空気が澄んできて、時おりしもこの日は満月になりました。気持ちを新たにするかのように、先月の満月(9月21日)以上にくっきり見えたように思います。竹取物語でかぐや姫が昇天する葉月の十五夜こそ先月の満月にあたるのですが、この十五夜「中秋の名月」は収穫を感謝して供え物をするところから「いも名月」と呼んだりします。一月後の長月十三夜は「まめ名月」「くり名月」と呼ばれ、観月の特別な夜ながら、ことし(10月18日)はやや雲が多かったので、来年の楽しみにしていただくとしましょう。

 空気が澄んだといえば、通勤の電車からちらりと富士山が見えるスポットがあるのですが、けさ(10月21日)の富士山は白く、くっきりと見えました。今週月曜日に見たときは(かすんでいましたが)雪がない「夏の富士山」に見えました。白い富士山になったということは急速に秋から冬に近づいたということでもあります。副反応を考慮して考査最終日に予防接種を手配した人も多いと聞いていますが、季節の変わり目なのでまずは体調管理に気をつけてほしいと思います。

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【豊高校長室だより】2021/10/11 「自分らしく生きる」特別授業が行われました。

 10月11日(月)の選択科目・生物では、入間市議会議員の細田智也(ほそだ・ともや)氏をお迎えし、特別授業が行われました。わたくしも生徒とともにお話をうかがいました。

 「性」には「4つの性」があり、生まれた時の性以外はグラデーションがあるというお話しから、幼児期からの違和感、性転換や戸籍上改名に踏み切った経緯や葛藤など、ご自身のアイデンティティに関する貴重なお話をうかがいました。

 氏は女性から男性のトランスジェンダーの議員として知られています。4年前に当選、女性から男性へのトランスジェンダーである議員としては地方・国会を含め世界初とのことです。入間市ではことし9月からLGBTなど性的マイノリティを対象にパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度がスタートしており、このために入間市への引っ越しを検討する方もいらっしゃるとか。隣の狭山市では、おりしも本日パートナーシップ宣誓制度が始まったとのこと。

 マイノリティは「いない」のではなく「見えない」だけだと考え、まずは異性愛を前提とした言い方をやめる、違いを個性としてとらえる、というお話に多くの考える材料をいただいた授業でした。

 この科目は3年次生の選択科目で、将来看護師や診療放射線技師をはじめ医療従事者を目指そうとする人が多く選択しています。

細田智也氏の特別授業

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2021/10/02 豊岡高校創立百周年記念式典 校長式辞

 日ごとに秋も深まり、色彩あふれる街の美しさに心弾む季節となりました。

 この佳き日に、埼玉県知事・大野元裕様、埼玉県教育委員会教育長・髙田直芳様、埼玉県議会議員・齊藤正明様、入間市長・杉島理一郎様、埼玉県高等学校校長協会会長・坂上節様をはじめ各界のご来賓、同窓生、PTA後援会関係各位のご臨席を仰ぎ、ここに埼玉県立豊岡高等学校創立百周年記念式典を挙行できますことは、この上ない喜びであります。百周年に当たる昨年10月、大勢のご来賓をお招きし盛大に祝おうと計画しておりましたが、新型コロナ対応が求められるなか、最小限に縮小させていただきました。本日を迎えるにあたり、教職員を代表し心より御礼申し上げます。

 茶業や養蚕業が盛んなこの地に農業を学ぶ学校をと、大正9年、豊岡農業学校が創立されました。現在に続く基幹産業・狭山茶が豊岡高校百年の礎(いしずえ)となっており、産業の将来を見据えた当時の人々の慧眼(けいがん)に敬服するばかりです。

 戦後、昭和23年の学制改革により、埼玉県立豊岡実業高等学校となり、昭和39年には定時制課程を併置、平成23年閉課程となるまでの47年間に1307名の卒業生が出ています。平成に入り、旧入間高校のDNAも加わった形で「大学進学重視型単位制高校」として生まれ変わりました。会場のみなさまから見て右側が旧入間高校の校旗です。豊富な選択科目や進学講習と「豊高ゼミ」、専任のカウンセラーによる相談体制など、早い時期から生徒の多様な可能性を担保する教育活動を展開しています。部活動、生徒会活動も精彩を放ち、豊岡高校の魅力を際立たせています。

 卒業生は2万5千名を超え、地域を担う優秀な人材を輩出しています。このあとご講演いただく小林 駿介博士は液晶ディスプレイを実用化に結び付けた業績により日本学士院賞を受けておられます。地元の入間市、狭山市では同じ時期に木下・仲川両市長が市政の発展に貢献しておられます。先日の東京オリンピック2020で佐藤拳太郎選手が陸上1600mリレー代表選手として活躍したことも記憶に新しいところです。

 現在、図書館には政治学者としても知られた南原 繁(1889~1974)の揮毫(きごう)による書「創造」が飾ってあります。教育基本法や戦後の学校制度づくりに深くかかわり、戦後初の東京大学総長としても知られた人です。私は、力強くもしなやかな筆づかい、「創造」の文字に込められた豊高生への期待を感じます。在校生のみなさんも、高い目標を掲げ、自らに厳しさを課し、今までにない新しいものを作り出す気概をもってください。

 本校の長い歴史と伝統は、愛情を持ってご指導いただいた先生方とそれに応えた生徒たちの精進の積み重ねによって築かれたものです。これらを継承し実践していくことが本校の更なる発展につながるものであり、大きな節目に立ち会った私たちの努めでもあります。

 結びに、創立百周年記念事業をはじめこれまで本校の教育活動にご支援とご協力をいただきました県教育委員会、入間市当局、PTA、同窓会ならびに地域の皆様方に対し衷心より御礼申し上げますとともに、ご列席の皆様におかれましては今後なお一層のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げ式辞といたします。 

 令和3年10月2日

                    埼玉県立豊岡高等学校長 内田 正俊

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【豊高校長室だより】あす10月2日(土)は創立百周年記念式典です

(このあいさつは、オンラインの動作テストを兼ねて、式場の校長から各教室の全校生徒に向けて話したものです。) 

  あす、10月2日(土)百周年記念式典が行われます。

 豊岡高校は、昨年創立百周年を迎えました。始業式の時にお話ししましたし、明日もふれることになるのでくわしくは省きますが、1920年に豊岡農業学校として創立され、その後、豊岡実業学校、豊岡実業高校との変遷を経て、1964年に豊岡高校となりました。この年から夜間に授業を行う定時制が併設されました。1つの教室で昼の部、夜の部の授業が行われ、閉課程となった2011年までの47年間に1300名ほどの卒業生が出ています。2013年には市内にあった旧入間高校と合流して新校としてスタートし、現在に至っています。 

 周年行事の場に立ち会うのはめぐりあわせの妙だと思います。みなさんのご親族にも卒業生の方がいらっしゃるかもしれません。お祝いに駆けつけてくださる方々の特別な思いに沿った振る舞いをお願いします。伝統を継承し実践していくことが、大きな節目に立ち会った私たちの努めでもあります。

 あすは、式典と、講演会を予定しています。講演会では、東京農工大学名誉教授の小林駿介博士のお話をうかがいます。小林先生は豊岡高校を1951年3月にご卒業、高校第3回にあたります。

 1972年に日本で初めて液晶ディスプレイを実用化につなげた業績などから、今年3月に日本学士院賞という学術分野では最高の栄誉ある賞を受賞されました。スマホをはじめ、あたりまえのように使っていますが、液晶というのはそもそもどういう物質なのかなど、研究生活の一端をお話しいただき、後輩のみなさんへエールを送っていただきます。 

 コロナの感染をできるだけ防ぐという意味で、みなさんには教室でオンラインの形で出席していただきます。また、百周年記念事業として、昨年までに校門の改修をはじめ教育環境の整備を行っていただいています。さらに、今回オンラインでの実施となったことから、現在ご覧のスクリーンを全教室に配備していただきました。今後、授業などで活用してください。 

 役割をお願いしたみなさんには、会場準備、後片付けをはじめいろいろと協力いただき、お世話になります。それでは、あすの式典と講演会、よろしくお願いします。

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